東京オリンピック2020の聖火ランナーの応募方法は?ルートや聖火点灯者は誰

オリンピックで注目されるイベントの一つが聖火リレー。

聖火リレーとはギリシャ・オリンピアの太陽光で採火された炎を、ギリシャ国内と開催国内でリレーによって開会式までつなげるものです。

 

そして東京2020オリンピック聖火リレーコンセプトが

「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」

平和は希望をつなぐことをコンセプトとしています。

 

10年前の震災時に世界各国から送られた希望の言葉を、感謝の意とともに伝えていく聖火リレーは、日本にとって非常な意味を持つものとなるでしょう。

そんな聖火リレーは、我々国民がつないでいくイベントとなります。

聖火ランナーの応募方法や選考基準の基本情報と聖火点灯者などについてお伝えしていきます。

東京オリンピック2020の聖火ランナーの応募方法は?

 

聖火ランナー応募枠

2019年6月1日聖火ランナー募集概要が発表されました!

オリンピックの聖火ランナーはいくつかの枠があります。

主に国際オリンピック委員会枠や開催国枠などがあり、一般の人が応募できる枠は

各都道府県枠

スポンサー枠(日本コカ・コーラ株式会社、トヨタ自動車株式会社、日本生命保険相互会社、日本電信電話株式会社(NTT))の4社

の2つです。

全ランナー数はおよそ1万人とされていますが、スポンサー枠が7割5分ほどになる為各都道府県枠は残りの2割5分となります。

そしてすべてが公募では無く各都道府県で1日に走るランナーは22人とされていて、この中に推薦ランナーも含まれるので一般の聖火ランナーはとても狭き門となりそうです。

ひとりあたりの走行距離は200m、ユニホームは支給されますが交通費や宿泊費は自己負担になります。

ユニホームのデザインはリレーのコンセプト「希望の道を、つなごう。」に基づき、日本発祥の駅伝で知られる「たすき」をモチーフにデザインされたようです。

 

 

公募人数は7月1日までに発表されます。
わかり次第追記します。

 

聖火ランナー応募条件

東京オリンピック公式ページでは、すべての人が対象と謳っています。選考基準となるのが以下の3つです。

国籍・性別は問いません。

原則として、走行を希望する各都道府県にゆかりがある方(現時点または過去に居住していたことがある方、現時点で所属している職場や学校がある方、家族や親戚が居住している方、過去に活動したことがある方など)とします。

年齢:2008年4月1日以前に生まれた方とします。ただし、 2020年3月1日(聖火リレー開始月の初日)時点で、18歳未満の方は保護者の同意が必要です。

もちろん聖火リレーの灯された火を消してはなりませんので、決められた距離を走りぬく体力は必要になりますね。

聖火ランナー応募方法

各都道府県枠

 

2019年7月1日から募集開始予定です。

募集スケジュール

・7月1日(月曜日)募集開始

・8月31日(土曜日)募集締切

・12月以降、順次当選連絡

 

スポンサー枠

スポンサー枠ではコカ・コーラがいち早く聖火ランナーの募集が始まります。

締切は都道府県枠と同じ8月31日(土曜日)募集締切となります。

 

日本コカ・コーラ株式会社

2019年6月17日(月)から募集開始、詳細は6月10日(月)発表

コカ・コーラ&東京2020オリンピック聖火リレー体験イベントが全国で開催されます(6月17日(月)~8月31日(土)まで)

 

トヨタ自動車株式会社

2019年6月24日(月)から募集開始

 

日本生命保険相互会社

2019年6月24日(月)から募集開始

 

日本電信電話株式会社(NTT)

2019年6月24日(月)から募集開始

 

応募はお一人各募集先に1回ずつ最大5回、スポンサーの「日本コカ・コーラ株式会社」、「トヨタ自動車株式会社」、「日本生命保険相互会社」、「日本電信電話株式会社(NTT)」の4社と「各都道府県実行委員会」から応募可能です。

スポンサーと各都道府県への同時応募は可能ですが、複数の都道府県への応募はできないのでご注意下さい。

聖火リレーのルート

2018年7月13日発表

聖火リレーのルートが決定しました!

 

 

2020年3月26日に福島県からスタートし開会式のある7月24日まで移動日を含めて121日にわたって全47都道府県をつなぎます。

福島県を出発した聖火は北関東を南下し、全国を巡ったあと7月10日に東京都に入り全区市町村をまわります。

沖縄や北海道はフェリーを使います。

東京2020オリンピック聖火リレー ギリシャ聖火採火式~福島県グランドスタート日程

2020年3月12日(木) ギリシャ古代オリンピア市聖火採火式

2020年3月12日(木)~19日(木) ギリシャ国内リレー(8日間)

2020年3月19日(木) ギリシャアテネ市にて聖火引継式

2020年3月20日(金) 宮城県にある航空自衛隊松島基地に到着

2020年3月20日(金) 宮城県石巻市 「石巻南浜津波復興祈念公園」「復興の火」展示

2020年3月21日(土) 宮城県仙台市 「仙台駅東口エリア」「復興の火」展示

2020年3月22日(日) 岩手県 「三陸鉄道・SL銀河(宮古駅~釜石駅~花巻駅)」「復興の火」展示

2020年3月23日(月) 岩手県大船渡市 「キャッセン大船渡エリア」「復興の火」展示

2020年3月24日(火) 福島県福島市 「福島駅東口駅前広場」「復興の火」展示

2020年3月25日(水) 福島県いわき市 「アクアマリンパーク」「復興の火」展示

2020年3月26日(木) 福島県楢葉町・広野町「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」にてグランドスタート

東京2020オリンピック聖火リレー各都道府県実施日一覧

都道府県名 リレーで通る名所 日程
1 福島県 Jヴィレッジ出発、鶴ケ城 2020年3月26日(木)~2020年3月28日(土)
2 栃木県 日光東照宮 2020年3月29日(日)~2020年3月30日(月)
3 群馬県 草津温泉、富岡製糸場 2020年3月31日(火)~2020年4月1日(水)
4 長野県 白馬ジャンプ競技場、善光寺 2020年4月2日(木)~2020年4月3日(金)
5 岐阜県 馬籠宿、岐阜城 2020年4月4日(土)~2020年4月5日(日)
6 愛知県 名古屋城、犬山城 2020年4月6日(月)~2020年4月7日(火)
7 三重県 伊勢神宮、伊賀忍者の伊賀市 2020年4月8日(水)~2020年4月9日(木)
8 和歌山県 智の滝、高野山 2020年4月10日(金)~2020年4月11日(土)
9 奈良県 平城京跡、東大寺 2020年4月12日(日)~2020年4月13日(月)
10 大阪府 万博記念公園、百舌鳥・古市古墳群 2020年4月14日(火)~2020年4月15日(水)
11 徳島県 鳴門海峡 2020年4月16日(木)~2020年4月17日(金)
12 香川県 瀬戸大橋 2020年4月18日(土)~2020年4月19日(日)
13 高知県 桂浜、四万十川 2020年4月20日(月)~2020年4月21日(火)
14 愛媛県 松山城 2020年4月22日(水)~2020年4月23日(木)
15 大分県 別府温泉、原尻の滝 2020年4月24日(金)~2020年4月25日(土)
16 宮崎県 高千穂神社、青島 2020年4月26日(日)~2020年4月27日(月)
17 鹿児島県 桜島、佐多岬 2020年4月28日(火)~2020年4月29日(水)
18 沖縄県 首里城、平和祈念公園 2020年5月2日(土)~2020年5月3日(日)
19 熊本県 金栗四三の生家がある和水町、熊本城 2020年5月6日(水)~2020年5月7日(木)
20 長崎県 対馬・壱岐・五島の離島、平和公園 2020年5月8日(金)~2020年5月9日(土)
21 佐賀県 吉野ヶ里歴史公園 2020年5月10日(日)~2020年5月11日(月)
22 福岡県 博多駅前、宗像・沖ノ島と関連遺産群 2020年5月12日(火)~2020年5月13日(水)
23 山口県 錦帯橋 2020年5月14日(木)~2020年5月15日(金)
24 島根県 出雲大社 2020年5月16日(土)~2020年5月17日(日)
25 広島県 平和記念公園、厳島神社 2020年5月18日(月)~2020年5月19日(火)
26 岡山県 岡山城 2020年5月20日(水)~2020年5月21日(木)
27 鳥取県 鳥取砂丘 2020年5月22日(金)~2020年5月23日(土)
28 兵庫県 姫路城、竹田城跡 2020年5月24日(日)~2020年5月25日(月)
29 京都府 天橋立、平安神宮 2020年5月26日(火)~2020年5月27日(水)
30 滋賀県 八幡堀、彦根城 2020年5月28日(木)~2020年5月29日(金)
31 福井県 永平寺、気比の松原 2020年5月30日(土)~2020年5月31日(日)
32 石川県 金沢駅 2020年6月1日(月)~2020年6月2日(火)
33 富山県 合掌造り集落 2020年6月3日(水)~2020年6月4日(木)
34 新潟県 大規模火災から復興する糸魚川市、佐渡金銀山遺跡 2020年6月5日(金)~2020年6月6日(土)
35 山形県 上杉神社、山寺 2020年6月7日(日)~2020年6月8日(月)
36 秋田県 なまはげ伝説の地・赤神神社五社堂 2020年6月9日(火)~2020年6月10日(水)
37 青森県 白神山地、立佞武多(たちねぷた)の館 2020年6月11日(木)~2020年6月12日(金)
38 北海道 ばんえい競馬場、地震の被災地・厚真町 2020年6月14日(日)~2020年6月15日(月)
39 岩手県 奇跡の一本松、中尊寺 2020年6月17日(水)~2020年6月19日(金)
40 宮城県 松島、さんさん商店街 2020年6月20日(土)~2020年6月22日(月)
41 静岡県 富士山を望む駿河湾、韮山反射炉 2020年6月24日(水)~2020年6月26日(金)
42 山梨県 富士山・南アルプス・八ヶ岳を望むコース 2020年6月27日(土)~2020年6月28日(日)
43 神奈川県 鶴岡八幡宮、横浜赤レンガ倉庫 2020年6月29日(月)~2020年7月1日(水)
44 千葉県 海ほたる、成田山新勝寺 2020年7月2日(木)~2020年7月4日(土)
45 茨城県 袋田の滝、霞ヶ浦 2020年7月5日(日)~2020年7月6日(月)
46 埼玉県 熊谷ラグビー場 2020年7月7日(火)~2020年7月9日(木)
47 東京都 駒沢オリンピック公園、銀座、日本橋、新国立競技場 2020年7月10日(金)~2020年7月24日(金)

*表はスクロールして下さい

東京オリンピック2020の聖火点灯者は誰?

誰もが気になる聖火点灯者は一体だれになるのでしょうか。

開会式に聖火が点灯されるシーンはオリンピックの象徴となっています。

 

過去のオリンピックでの聖火点灯者は、金メダル保有者が選ばれている傾向にあります。

羽生結弦選手が金メダルを獲得して大注目だった平昌オリンピックでは、2010年バンクーバーオリンピック金メダリストキム・ヨナさんが聖火点灯者でした。

平昌オリンピック開会式の様子はこちらから>>>平昌オリンピック開会式・閉会式の日程とテレビ放送時間、会場と演出は?

 

そのため、東京オリンピックでも過去に金メダルを獲得し、世界に感動を与えた選手が選ばれることが予想されます。

最近の有力候補の予想では

吉田沙保里(女子レスリング、五輪3連覇)

野村忠宏(柔道、五輪3連覇)

北島康介(競泳、金4個などメダル7個獲得)

具志堅幸司(体操、金2個などメダル5個獲得)

澤穂希(女子サッカー、ロンドン五輪銀メダル、ワールドカップ優勝)

三浦知良(サッカー界のレジェンド)

大坂なおみ(女子テニス、世界ランキング1位)

羽生結弦(男子フィギュアスケート、五輪2連覇)

内村航平(五輪個人総合2連覇中、金3個などメダル7個獲得)

その他イチローや長嶋茂雄さんなどの声も上がっているようです。

メダル獲得率が多い柔道の選手は聖火点灯者に最も近いかもしれませんね。他にも過去に感動与えた金メダル保有者は多くいますので、誰になるのかが非常に楽しみですね。

聖火点灯者決定次第追記します!

まとめ

東京オリンピックに選手としては難しくても、聖火ランナーとしてなら参加できるかもしれません!

我こそは、聖火リレーで日本の誇りと希望をつなげたい!という方はぜひとも応募してみてください。

長野オリンピックでは、中心都市となる長野市内で一般市民が立派に聖火を繋げた実績がありますので、本当に誰にでもチャンスあります。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事